山田整形外科クリニック

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骨粗鬆症

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骨粗鬆症

骨密度は50歳ごろから低下し始めます。特に女性では閉経後女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少することで、骨密度の低下も年齢とともに進行します。エストロゲンには、骨の代謝に際して骨吸収(骨からカルシウムが吸収される)を抑制する働きがあります。閉経して、エストロゲンの分泌が減少していくと、骨吸収のスピードが速まるため、骨形成(カルシウムにより骨が形成される)が追いつかず、骨密度が低下してしまいます。

骨密度の低下により骨は脆くなり、骨折しやすくなります。高齢者の骨折は股関節、腰椎、肩関節、手関節に多く生じます。股関節の骨折は寝たきりの原因になり、腰椎の骨折は腰が曲がる原因にもなるため予防が非常に重要となります。

当院では骨密度測定器(DEXA法)による腰椎、大腿骨骨密度の測定が可能です。定期的に骨密度を測定することで治療効果の判定にもなります。また骨代謝マーカーの測定も行うことで骨の代謝を評価できます。

骨粗鬆症の治療には内服から静脈内注射、自分で行う皮下注射など様々な選択肢があります。骨密度、骨代謝マーカーを定期的に測定することで一人一人に合った治療を選択し、治療効果を高めることが可能です。

骨密度測定装置

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